人生の軌跡 ~ライフサイクル・ライフコース研究~

『誰もが同じように生きていくのであれば、人の一生はサイクルとしてとらえられ』る(佐藤2011)

今日、ちょっとしたきっかけがあって、こんな書き出しで始まる論文を見た。
確かにそうだ。
かつては、多くの人が同じような人生を生きていた
(と言ったら、昔の人間たちが起こるかもしれない。ごめんなさい。)
しかし、今は各個人がそれぞれ異なる経験をし、多様な生き方をするようになった。

皆が似たような生き方をしていた時代には、「どんな共通点があるか」に注目して、ライフサイクル研究が行われていた。
今は、「人生におけるどんな出来事が違いを生み出すか」に注目して、ライフコース研究が行われている。

・・・という理解でいいかは分かりませんが、そんなような事が論文の始まりにも書いてあった気がします。

教員のライフコース研究というものもあります。
「どんな人生・キャリアを歩んできたか」という事例がたくさん載っていて、結構、好きです。
物語を読んでいる時と似たような気持ちになります。
このライフコース研究では、職務上の出来事だけでなく、個人の生活上の出来事も分析されています。
例えば、結婚や出産なんかもそうです。
確かに、結婚すれば、生活が変わりますし、仕事への取り組み方も変わります。

なんでこんな事を書き始めてみたかと言うと、今、姉が出産を控えているからです。

二人目の子どもです。

一人目の子が生まれた時は、父が他界した半年後でした。
父は、若くして癌になり、しかし、明るく元気に闘病をしていました。
が、闘病中に脳梗塞になり、コミュニケーションが取れなくなり、それに伴ってがん治療が行えなくなり、死にました。
姉の妊娠が発覚したのは、父が脳梗塞になったすぐ後でした。
こんなタイミングでこんな事が起こるのか、と思ったものでした。

また、私が教員をやめて大学院に入り直したのも、父の脳梗塞直後でした。
トップページにある黒板の横に立つ写真は、父が脳梗塞になった直後、学校という職場を離れる日に、記念に撮った写真です。
父の病状について不安に思う気持ちと、学校を離れる寂しさとで、なんとも言えない気持ちで撮ったのを覚えています。

脳梗塞になって以来、表情を見せていなかった父でしたが、
大学院入学の日、受け取った学生証を真っ先に父に見せに行った時、
それまで何も反応できなかった父が、涙を流してくれたことを覚えています。

父に誇れる人生を歩みたいと今も思います。

僕は、結構人生のサイクルの部分を大切にする人間なんじゃないかな、と思います。

なに書いてんのかわからなくなってしまいました。

無事、姪っ子(か甥っ子)が生まれますように。

あ、今年もよろしくお願いします。

佐藤宏子(2011)「農村有配偶女性のライフコースの変容 : ライフ・イベントと職業経歴のコーホート分析」『兵庫県立大学環境人間学部研究報告』13、9-19

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