昨日今日と教育学会に来ています。
学会の大会は、もちろん、発表やシンポジウムに出たりというのが主な活動なんですが
他の大学の先生方と久しぶりにお話しする場だったりもします。
そんな話の中で気付いた事。
力のある研究者の方は「本質を捉える」のが上手だということ。
僕が上手とか言うのもおこがましいですが、様々に変化し、色々な角度から捉えられる現象を、
「ここが大事!」と切り口をみつけていく能力。
これは、本当にスゴイと思います。
もちろん、研究者が全員そうなわけではなく、「なんでこんな話するんだろー・・・そこ大事かなー・・・」という人ももちろんいます。
昨日も少しそういう方との話になりましたが、それはやっぱり退屈だったりします。
大桃先生、勝野先生、村上先生、中原先生・・・お世話になっている先生方は、みなさん本当にそういう所が上手です。
僕が上手とか言うのも・・・(略)
研究の話をポロっとしても、そこから出る一言に「グっ」と惹きつけられる。
「あーーーーー、そうだ。そこ、そこそこ。そういう事だ」という一言が多いです。
逆に。
昨日、これを意識した時に、「力ある実務家の方」のことがパッとうかびました。
力のある実務家の方は、「つなげて考える」のが上手な気がします。
僕が上手とか・・・(略)
「このポイントは、、、だけど、これってね、●●●でもあるんだよね。そうするとさ、△△も大事だよね」
という感じで話がどんどん広がる。
実際に物事動かすには、当然一つの側面では考えられないわけで。
実際の仕事は複雑なつながりの中で行われるわけで。
その複雑さを理解、、、というか、身体にしみ込ませているというか、流れが読めているというか、なんていえばいいんだろ。
本能的に全体観と流れがつかめているというか。。。
そういう人が「力ある実務家」のイメージです。
僕の中では。
こんな見方でいいのか分からないけれど、ひとまず、自分はそんな風に感じてます。
そして、「研究者の先生」の話は当然自分にブーメランのように返ってくるわけで。
つまり、「あんたそうなれんの?」ってこと(汗)
なれんのかなー・・・
わからん。
わからんけどがんばろ。
・・・って、こんなブログで現実逃避してる場合じゃない。
中原研、源流合宿(https://www.facebook.com/jun.nakaharajp/posts/10203639159672344
)の原稿(20ページ)を書かねば。。。
ヒーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。