就職時の査読論文数 院生キャリア④

久しぶりに、文系院生キャリアの話を書きます。

文系の・・・と言えるかどうか分かりませんが、自分の周りの業界では、
「査読1本通してから働け」と言われたりします。

これは、博士号取得と関連しています。

以前のブログでも書いた通り、文系の博士課程院生の就職は①博士号を取ってから就職するヒトと、②博士を取らないままに単位取得満期退学してから就職するヒトがいます。
私の分野では、①は殆どいません。
基本②です。

では、みんな、そのまま博士号を取らないままキャリアを積んでいくかというとそうではありません。
②の場合も、大学を出てから3年以内に博士論文を提出すれば、
在学中に取ったのと同じ博士号(課程博士)が取れます。

たいていの人はこれをするわけです。

で、肝になるのは「3年」という期限。
かつ、これも前に書いたけど、博士号取るには査読論文を2本持っている必要があるという話。

これが、最初の話につながってきます。

つまり、査読論文1本もないまま就職すると、
その3年の間に、査読を2本取って、博士論文を書かなきゃいけない訳です。
これは結構大変です。
投稿してから査読結果が出るまでに結構時間かかる事も考えると、
なかなか厳しいスケジュールです。
かつ、査読に出せるタイミングは年間の中でもそこそこ限られています。

逆に、1本持ってると、就職してから査読1本と博士論文を書けば良いという話です。
こちらだと、それなりに狙いやすいかもしれません。
2本持ってると、あとは博士論文書けば良いという話です。
この方が、博士論文に集中できると言えるかもしれません。

そんなわけで「査読1本通してから働け」と言われたりもするのであります。

以上。

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