学生アシスラントを対象にロールプレイング型研修を行いました:RJP、社会化施策の視点から

先日、学生アシスタントたちを対象に、ロールプレイング型研修を実施しました。

私が関わってる業務の一つに、「学生アシスタントの管理育成」があります。
偉そうなこと言えるほどコミットできていない部分ではあるのですが、
この業務から色々と学ばせていただいています。

先日は、この業務に関わって新しいアシスタントに対する研修を行いました。

アシスタントの仕事は、学生たちの情報教育の支援すること。
勤務校では、全学の学生の必修科目として、基礎的な情報教育を課しています。
この情報基礎教育は、自学自習を基本としていて、自分で練習して、
自分でテスト部屋に行ってテストをクリアしていく方式を取っています。
(自動車学校の知識テスト系のイメージ?)
そのプロセスを支援するのがアシスタント。
学生たちの質問に答えるのが主要な業務です。

で、先日の研修は、新たなアシスタントの迎え入れ。
「学生(受講生)を相手にどのように教えるか」を学ぶのが目的です。
あわせて、「アシスタント間のつながりを作る」のも目的です。
新旧アシスタントが顔を合わせる最初の機会ですから。

私が担当したのは、ロールプレイングのファシリテーション。
スライドも先輩が作ってくださったものに乗っかってやったので、
私自身が「やった」と言って良いのかわかりませんが、とにかく役割としては担いましたw

内容としては、
・先輩が学生役、新人がアシスタント役を演じ、先輩から新人に質問を行う。
・新人が学生役、先輩がアシスタント役を演じ、新人から先輩に質問を行う。

実際の現場同様、学生(質問者)が手を挙げたところに、アシスタントが行き、
1対1で教えるという取り組みをしました。
その一つの取り組み(質問と回答)が終わった後に、
先輩から新人にアドバイスをしてもらった、という形。

ブログ_ロープレ.png

結果としては、なかなか良かったかなと思います。
新人にとっては、もちろん、初めての経験でした。
先輩から様々な指摘を受けていました。

【学生を相手にどのように教えるか】という目的について

今回ポイントにしたのは、「分かっている ことと 教えられる」ことは違うということ。
先輩新人含め、アシスタント自身も学生なわけですから、その情報教育のテストを経験しています。
応募の時点で、それらをすでにクリアしていることを条件にしているわけですから、
内容としては「分かっている」ことが前提なわけです。
ただ、それと、「教えられる」ということは違うわけです。
相手が「自分とは違う状態」であるという前提に立って伝えなければならないわけです。

そういった部分に気づいてもらえれば、と思いました。

学生役をやっているのも先輩ですから、もちろん実際は新人と同じように内容については
「分かっている」わけです。
しかし、先輩自身も、その壁というか落差というか(分かっている人と分からない人との壁)を
経験しているわけですから、そういった経験を伝えてくれたりもしていたんじゃないでしょうか。
(↑このあたり、先輩に事前に一言つたえておいても良かったかも)

そういった意味では、RJPみたいな機能もあるのかなと思いました。
つまり、現場に出た時の「難しさ」を事前に知っておくということ。
いきなり現場に出て学生に「は?」ていう顔をされるのではなく、
そういう難しさがあることは、現場に出る前に経験してもらっといて
良かったんじゃないかなと思います。

この経験を踏まえ、「分かっていることと教えられることは違う」ことを出発点として
今後は「教えられる」の方で力をつけていってもらえたらなと思います。

【アシスタント間のつながりを作る】という目的について

今回、特にこの意味での効果を感じました。
おそらく、最初に、「新旧同士、仲良くしてね、何でもいいからしゃべってね」としたら、
何しゃべっていいのか分からない部分もあったかもしれません。

でも、このロールプレイングをする中で、確実に、新と旧の間で一定の会話が行われるわけです。
もちろん、その在り方や質にもよるわけですが、何はともあれそういう会話の機会を持つ、一定のコミュニケーションの量を確保するということは意味があるんじゃないかと思いました。

実際、ロープレの後、少し話をして、その後に簡単な懇親会、つまり、「自由にしゃべってね」をしました。
割と盛り上がっていたように思います。

さらに言えば、先輩側にとっても一定の意味があったかもしれません。
これは、もともとはあまり狙っていなかった点です。

「階段を登る」うえで、背中を押してあげる、というような点でしょうか。
先輩に「教える側だよ」と明確な役割を付与することの重要性、と言ってもいいかもしれません。

教える側に回ることは、その教える人にも学びを生みます。
例えば、ドラッカーの言葉で、次のようなものがあります。
「他人の育成を手がけない限り、自分の能力を伸ばすことはできない」(Drucker 1973)
つまり、先輩になることで得られる学び、もあるわけです。

しかし、学生アシスタントという立場においては、なかなかその階段が登りづらいとこともあります。
本来、経験の差があるので、否応なく教える力の能力は違うわけです。

それが、自然の語りの中で滲み出てしまうと、もしかしたら後輩からすると、「偉そう」に映ってしまうかもしれませんし、先輩自身がそう見られることを気にしてしまうかもしれません。
むしろ、「大丈夫だよ、教える側に回っていいんだよ」という位置付けを周りがしてあげることは、新たな階段を登る(後輩から先輩になる)うえで、重要な気がしました。

(※上下関係を無批判に肯定しているわけではないです)

さて、長くなってしまいました。。。
最初にも書いた通り、僕は今回の研修において先輩の運営に「乗っかった」だけです。
そういう意味で、こんなこと書いていい立場かわかりませんが、、、
しかし、わりかし、やって良かったなと思いました。
自分にとっても学びのきっかけになった気がしました。
(先輩、ありがとうございます!)

さささ、長い記事書いてしまった。
次へ次へ。

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