メンター方式とは④ : セーフティネット

【メンター方式とは】と題して何本かブログを書いてきた。

メンタリングとは
なぜ今メンター方式なのか
内容や手法の紹介

今回もその続き。

これまで述べてきたことのポイントを簡単にまとめると、

・先輩後輩の支援関係構築を大切にする
・大量採用とミドル過疎で先輩後輩の自然な関係が築かれにくくなっているからこそ、今必要とされている。
・内容は、若手の「聞きたいこと」や「悩み」などを起点に考える。つまり、自律的に作っていく。

というあたり。

今回は、「セーフティネットとしての位置付けについて。」

先日、「いやー、メンターチームとかやらなくてもね、うちは飲み会とかあって、そういうインフォーマルな場で若手をビシビシ鍛えてるから、いらないね」って話を聞く機会があった。

・・・「飲み会」確かに大事。
僕もどちらかというと大切にする派。
どうせやるからには、「メンドクセー」的に薄っぺらく「一応参加」するよりは、楽しくて実のあるものにしたいと思う派。

そう言う意味でいうと、↑の言葉はわからなくもない。

でも、考えて欲しいのは、その飲み会で繋がる関係から「こぼれ落ちる若手」っていないですか、ということ。
想定しているのは大量採用期。
学校に1人しか若手がいないような時代とは変わってくる。
若手が学校の半数くらいになったりするわけですよ。
その全員、とまでは言わなくても、その多くをノミニケーションで繋げられていますか、って話。

もちろん、こぼれ落ちる若手がいないのなら、メンターチームは必要ない可能性もある。
でも、次の年も多くの若手が来る。

そして、メンターチーム(?)はノミニケーションを否定しているわけでも、自然に形成される先輩後輩関係を否定しているわけでもない。
そういう色々な「関係が出来るきっかけ」があるなかで、それにプラスして「全ての若手が参加してつながりを作り得る機会」を持っておこう、という風に理解してもいいかもしれない。

学年のつながり、部活のつながり、分掌のつながり、自然な先輩後輩集団。
そういうものの全てから「こぼれ落ちる若手」をつなげ得る機会。

ある意味、セーフティネットのような働きもあると、私は思う。

ちょっと違う視点での言い方になるけど、一点付け加えておきたい。

メンターチームは、臨任の方も含めて行われることが多い。
臨任の方は、専任と同じように働きながら、研修などを受けられる機会もほとんどない。
しかし、メンターチームでは、一緒に学ぶことができる。
そういう意味で、全ての人をつなげうるという点で、やはりセーフティネットとしての機能も持っている気がする。

最後に。毎度の紹介。宣伝じゃないよ。(笑)
【教師の学びを科学する:データから見える若手の育成と熟達のモデル】9784762828973

それから、メンター方式に関わるその他の記事。
参考:メンター方式とは①〜④

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