月別アーカイブ: 3月 2016

アクティブラーニングとリフレクション

今日は、リフレクトのイベントに参加。

が、その前に脇本さんとの研究協議。
朝8時から東大に行ってMTG。
そのため6時起床。
寝不足ハードデイの始まり。

お昼から、リフレクトのイベント。
今回は、
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自分に取っての関心の中心は、「アクティブラーニングとリフレクションがどう結びつくのか」、ということ。
「我こそはアクティブラーニング」的なノリが各地で散見される中で、「リフレクション、お前もか」的なうがった見方も出来るわけです。
が、大事なのは、その中にどれほど本質的な部分があるのか、というところかと思います。

結論から言うと、「なるほどな」と思いました。

多くの人の悩みは、「一斉方向じゃない指導は展開できても、それが深い学びまでつながるのかどうか、というと怪しい」というあたり。
つまり、どうやって深い学びに至るか、と。
深い学びとは、ここでは、自分自身の変容につながるくらいの学び。とされていた。

で、そのためには、やったことから何を得たのかを自覚することが大事。
ここに、リフレクションが関わってくる。
リフレクションは、単に昔の出来事を振り返るだけで無く、そこで何が起きたのか、どう感じたのか、そしてなぜそう感じたのか、といったあたりを深く掘り下げていく試み。

このことが、自らの学びを自覚することになるのではないか、と。
自らが獲得した新たな選択肢に気づく、というか。
シンポジウム中に出てきた言葉で言うなら、自己変容を自覚する、というような。

そういうつながりだった。
図で表すと、

—————
深い学び = 自己変容につながる学び、次の行動が変わる学び
                   ↑
             自己変容の自覚(自己変容の局面・要因の認知)
                   ↑
              リフレクション、本質的な気づき
—————

という感じ。

このつながりについての話を聞けたことが今日の一番の収穫。

青春の影の話

フィンランドからの帰りの飛行機はJALだった。
機内のエンターテイメントとして色んな音楽が聴けるわけだが、その中には懐メロ特集みたいなものがあり。
その中には、財津和夫の青春の影があった。

【 youtube 「青春の影」 】

————

君の心へ続く 長い一本道は
いつも僕を 勇気づけた

とてもとてもけわしく
細い道だったけど
今 君を迎えにゆこう

自分の大きな夢を 追うことが
今までの僕の 仕事だったけど
君を幸せにする それこそが
これからの 僕の生きるしるし

————

この歌は、続きを聴けばそんな生易しいもんじゃないって話だし、タイトル通り青春時代の恋の話ではあるんだろうけれど。
でも、この歌を聞いて僕は父と母のことを考えていた。

父と母は、支えあいながら日々を過ごしてきたんだろうと思う。
毎日仕事や家事に追われながら、1日1日を積み重ね、僕や姉を育ててきたんだろう。
そして、父がいれば、今もきっと四人で思い出話をしたり、年に何回かは一緒にご飯を食べたり、そういう事があったんだろうと思う。

そんなことを考えていたら、父がいない寂しさが急に押し寄せてきてしまった。
父が死んでからもう少しで6年が経つけれど、やっぱり今でも、そういう気持ちになる時がある。

フィンランドから帰ると、母が家に来てくれた。
母は、小さくて、細くて、背中もちょっと曲がってきた。
そして、来週からまた入院することになっている。

でも、今日の母は、お気に入りのリュックを背負って、可愛らしく笑っていた。

父も好きだった緑のiittalaのお土産を、母に渡した。
父が亡くなって、母を幸せに出来るのは僕しかいないだろうなと思っている。
でも、どうしていいかは分からない。

多分、一人で生活するのは、すごく寂しいだろうなと思う。
ただ、同居には一度失敗している。
僕自身が強くなれなかったせいで、母や奥さんも含め、周りの色々な人を傷つけてしまった。

別れ際に、帰りの飛行機で青春の影を聞きながら思ったことの話をして、最後に母さんに幸せかどうかを聞いてみたら、「自分のやりたいことを実現したいと思ってもがいているあなたを見られて、私は幸せよ」と言っていた。

そうやって、僕は、今でも母さんに守られて生きている。

<youtube 「青春の影」>

フィンランドに行ってきます。

日曜からフィンランドです。

楽しみです。

日本が低調だった2006pisa,2009pisaでフィンランドの結果が良かった(特に2006は全分野1位)こともあって、日本では一時期フィンランド教育ブームが起きた。
そういう熱は一段落した感もあるが、やっぱり、学べる点は多いと思う。

最近では、武蔵野大の舞田敏彦先生が出したグラフが話題になった。

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引用元「日本人の知的好奇心は20歳ですでに老いている」

学力が高く、知的好奇心も高いという一番良いところにある北欧。
参考にできるところは色々あるんじゃないかと楽しみ。
よく言われるのは、少人数教育とか、教員養成の質が高い(全員修士)とか、ICTとか。
あとは、生涯学習がうまくいってるとか。
その辺の実際を見に行って聞いてみたいと思う。

一方で、去年行ったスウェーデンでは、PISA順位が下がってきた結果、テスト政策(スタンダード+テスト)が徐々に浸透してきている印象もありました。
もちろん、根本は個を重視したり、学習意欲を重視したりなんだけど、昔に比べれば、ね。
(※上記の調査におけるスウェーデンの大人は、恐らくそう言った(乱暴な言い方だけど)点数重視教育が始まる前に学校教育を受けてきた世代)

そういう印象もあったので、フィンランドはどうなんだろう、と。
その辺も気になります。

どれくらい時間があるかわからないけど、街歩きもしてみたい。

といったわけで、楽しみであります。