「プリミティブな問い」から「結果として生じる独自性」:EDIM’16を見ながら(運営しながら?)感じたこと

先週の土曜日は勤務先が主催するシンポジウムでした。

【教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム2016 特設サイト】

自分は実行委員の一員として関わったけど、一参加者としても感じるものが多かった。

特に、佐藤先生の講演は面白かった。

以下に、感じた事をごく簡単に書いておきたい。

佐藤先生の話を聞いて感じたこと①。

力ある人に共通する傾向として、【「そもそも」から考える】という思考態度を持っている事がある気がする。

「そもそも自分は・・・」

「そもそも伝えるって・・・」

こういうレベルから、まず、「自分で考える」わけだよね。

だから、考える上での土台というか、フィロソフィーのようなものが筋が通っているし、しっかりしている。

参考:この話、たまたま読んだよしきのFacebookの話に近かった

そして、その結果、知らず知らずのうちに独自性を獲得している。

例えば、佐藤先生は「音から作る」という方法論をとっていた。

これは佐藤先生の独自の方法論。

先生がてがけたCMを見るとその特徴がよくわかる。

参考:佐藤雅彦CM集(youtube)

これは、既存の考えにしばられず、そもそも「伝える」ということを考えた時に行き着いた話。

CMを考える時には、なんとなく「映像で伝える」と考えてしまいがちだけど、本当なのか、と。

これは、「伝える」とはなんなのか、というところから来た発想。(そのプロセスについては忘れてしまった)

そういう「プリミティブな問い」から「結果として生じる独自性」がある、ということかな。

そんな構造が結構あるんじゃないかな、と思います。

佐藤先生の話を聞いて感じたこと②。

なぜだかわからんが、コルトハーヘン先生との親和性を感じた。

たとえば、↑の節で書いたことは、オニオンモデルのリフレクションに近い感じがした。

他にも。

佐藤先生の「理論」との関係性。

自分の実践、課題意識から発進し、自分なりの方法論をまとめてみる、ということ。

そして、それを既存の理論との関係で考えてみる、ということ。

(すごく面白い図がスライドの中にあったんだけど、これを見せられないのがツライ…独自の方法論と「認知科学」などとの関係を図で示したもの)

これは、コルト先生のいう、「大文字の理論、小文字の理論」のくだりに近いかんじがした。

優れた実践者の思考というのは、共通するところがあるのかもしれない・・・

さて。

かなりざっくりと2点書いてみた。

今回のシンポは学びが大きかったなと思う。

シンポには佐藤先生のファンがたくさんいたけど、確かに、先生にハマる理由はわかる気がした。

さてさて。

来年はどんなお話が聞けるんだろうか…

楽しみや…

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